雨男フィッシャーマン釣行記『漂えど沈まず』

11/13土曜から伊勢志摩のコテージで1泊する際に、
海の幸を調理して味わうため、確実に魚を確保でき、
子供も楽しめる海上釣堀へ行くことにしました。
（最近の釣行先は、釣堀ばかりですな。）

伊勢志摩地方の海岸線には、リアス式海岸が続いており、
岸際からすぐ深くなるため、多くの海上釣堀が営業しています。
どこへ行こうか迷うところですが、専用タックルも持っておりませんし、
上級者が本格的に楽しむ海上釣堀は避けることにして、
短時間で楽しめ、貸し竿があり、子供でも気楽に行けそうという理由で、
的矢湾にある、千賀フィッシングパークさんへおじゃましました。

料金は2時間までで3000円、貸し竿付き（エサ別途）、放流魚種はマダイで、
1人2匹までという制限はありますが、家族4人で行けば、8匹確保できるわけでして、
晩ごはんには十分すぎる量の魚が得られるとの目論見です。

さて、渋滞にハマり、到着したのは午前10：30。
漁港から桟橋を渡るとそこにある生け簀が釣り堀になっています。
早速竿をお借りしようとすると、な、なんと、まさかのノベ竿！！！
確かに生け簀が細かく区切られていて、長い竿は不要のようですし、
また、そんなに深くもないのでしょう。



※生け簀の様子。


※浮きを浮かべたところ。


まずは、子供らから釣りをスタート。
11号位の伊勢尼針に大きめのオキアミを付けて、ゆっくりと海中に下ろすと、
ほどなく次男の竿にヒット！
マダイの引きに負けないよう、竿を立てるように指示を出しつつ、
次男のそばにタモを持って走り、何とか無事にタモ入れ。
ヒットしてから、ボケっとよそ見をしていたためか、
針が飲み込まれてしまっていましたが、40cmクラスの見事なマダイです。

その後間もなく長男の竿にもヒット。
長男の方は上手くアワセを入れ、フックを口の横に掛け、
続けて同じくらいのサイズのマダイをキャッチしました。



※ごっついマダイ。


アタリが遠のくと、漁協の方がペレット撒きやダンゴエサへの変更などの
手立てを取り、途中バラしたり、スカリに入れるときに暴れて逃げられたり
したこともありましたが、2時間制限のところ、規定の2尾/人×4人＝8尾を
1時間程度で釣り上げて終了。
小さなサイズのマダイも混じると思っていたところ、
終わってみたら、すべてのマダイが40cmオーバー（汗）。
晩ごはんのおかずどころではない状況です。

来る前に想像していた海上釣堀とはずいぶん様子が違っており、
また釣りも短時間で終了してしまいましたが、
いつも以上に気楽に釣りを楽しむことができました・・・
・・・
・・・・・
・・・・・・・まだだ、まだ終わらんよ。（クワトロ）

生け簀から釣り上げた魚は立派ですが、さすがに大人にはイージー過ぎたので、
漁協の方に許可をもらって堤防で少し釣りをすることに。

既に日も高い時間帯ですが、カサゴでも掛らないかと思い、
ベビーサーディンを2g強のジグヘッドに取り付け、キャスト。
底まで一旦沈めた後、底スレスレをリトリーブしますが、
どうも漁港内は水深が浅く、底も砂地のよう。

根魚は無理かなと思っていると、ククッという、小気味良いアタリがあり、
引き上げてみると、20cmクラスの落ちハゼが釣れてきました。



※ガルプはハゼにも効くようで。


さすがにジグヘッドで底ズル引きを続けるのは苦しいのと、
長男がギャーギャー言い出したので、釣りをストップ。
コテージにて、釣り上げたマダイを刺身、焼き魚、煮魚にして
美味しくいただきました。



※焼いたもの。食べきるのに苦労しました。

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