ゴールデンウィークの香流川でコイをしばく

バラ

2010年05月04日 21:54

ゴールデンウィークも終盤ですが、
家庭の事情でまともな釣行機会はなし。
・・・なので、夕方少しの時間が空いたときを狙って
近所で釣りをすることにしました。

家で釣り道具の整理をしていると出てきたのが、
以前何かのついでに購入した小林重工の「銀座型コ式」。



小林重工 小林重工 海賊版コ式

釣り界の鬼才。小林重工プロデュースの釣具。
特に小林重工ファンというわけでもないのですが、こいつは面白い。


香流川でコイ釣りをしている人を見かけていたので、
ターゲットは「コイ」に決定。
賞味期限切れ直前の食パンを2袋計120円(安っ)で購入し、
自転車で10分の香流川へ向かいました。

到着は午後17時過ぎ。
矢田川との合流地点近くで、タックルを準備します。
散歩中の地元の方の話では、元々香流川にはコイはおらず、
なんでも10年ぐらい前にコイが放流されたのではないかとのこと。
ちなみに、タックル準備中に帰った向かいの先行者は4匹ほど
ダンゴで上げていたらしいとか。



※こんな場所です。


早速、パンを千切って撒き始めると、推定50~80cmサイズのコイが
ワラワラと近くを回遊し始めました。

そうこうしている内に、コイが浮いてくる様子が見えたので、
ナイロンラインに直結したコ式に食パンをつけて投入。
食パンは針から外れやすく、1回キャストするごとにつけ直す必要があり、
面倒ではありますが、流れに乗せると、3回に1回は水面でコイが
捕食しようとするのが見えます。
まさにトップの釣り!

なかには、コ式の浮き部分にバイトするコイもおり、
ドキドキハラハラの瞬間です。

何度か流れに乗せたとき、手前の川岸でいきなりコイがバイト!
しっかりコ式が水面下に沈んだのを確認して合わせると、
コイ独特のトルクフルな引き。
「フナとは違うのだよ。フナとは。」と言わんばかりに
そう広くない川を縦横無尽に泳ぎまわってくれます。

ウルトラライトのバスロッドに1.5号のラインという、
コイを釣るには、いささかパワー不足のタックルのため、
慎重にやり取りをし、およそ5分後、推定60cmぐらいの
丸々太ったコイをネットですくいあげました。



※メタボで黄色いコイ。人間なら肝臓がやられてそう。


写真を撮った後、速やかにリリース。
あれだけコイが暴れていたにもかかわらず、
相変わらず他のコイが水面のパンを食べに来ているようなので、
再度、コ式を投入すると、またしてもヒット!
先ほどと同じようなサイズのコイとファイトです。

しかしながら、今回は岸のヘリにラインをこすられ、ブレイク。
やはり1.5号のラインではあまりにも無謀で、
1個しかないコ式をロストしてしまいました。
(なかには鱒レンジャーでチャレンジする豪の者もいるそうですが。)

あとは残ったパンをコイのエサとしてバラ撒き、撤収。
サイクリングがてら1時間弱の気軽な釣りでした。

振り返って考えてみると、川幅が狭く、活性が高まってくると、
足元までコイが寄ってくるので、そうキャストする必要もなく、
長めのノベ竿でも十分楽しめそうです。
あとは自転車釣行の安全のため、ヘルメットをかぶれば・・・
・・・おっと、これではまるで、あの「おぢさん」のようではないですか!

釣りのダークサイドに落ちかかったような気もしつつ、
夕暮れの香流川を後にしました。


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